陳 の検索結果 3件
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残照の帝國
あまやゆうき 稲井雄人
インカ帝國、読者諸兄はその名をもちろんご存じだろう。
しかし、文字を持たない文化であったインカには帝國側の
歴史書は存在しない。征服者であったスペイン側の記録が
残るのみである。しかし落日のインカ帝國にあって最後の抵抗を
続けた人物ティトゥ・クシがいる。彼がインカ側最後の文献を
スペイン国王への陳述書の形で残した。(インカの反乱 岩波文庫)
これは、落日のインカで最後に輝いた青年の物語である! -
天上の弦
山本おさむ
▼第1話/母▼第2話/思い描く▼第3話/日本語▼第4話/飛行機▼第5話/鉛筆▼第6話/相川先生▼第7話/荒城の月●主な登場人物/陳 昌鉉(後の名バイオリン職人。幼少の頃はひ弱だったが、何でも器用に作り出す少年)、大善(昌鉉の母。息子を何よりも愛する人)●あらすじ/「東洋のストラディヴァリウス」と称されるバイオリンを、たった一人で作り上げた男・陳 昌鉉。1929年、彼は当時日本の支配下にあった朝鮮半島で産声をあげた。母・大善にとっては、十年待ち望んでやっと生まれた子供だったが、母乳が出ないため、昌鉉は栄養失調でやせ細っていった。思い悩んだ母は、山を越えて隣村へ“もらい乳”に行くが…(第1話)。●本巻の特徴/日本統治下の朝鮮半島で、母の愛に守られて伸びやかに育つ昌鉉少年。やがて、人生を左右することになる相川先生との出会いが…。●その他の登場人物/相川先生(昌鉉の家に下宿している日本人教師。昌鉉の担任)、成哲(何かと昌鉉につっかかる近所の悪ガキ)
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I’m(アイム)ナム
細野不二彦
ボクの名前はナム。崑崙サーカス団の一員で、猫のヌイグルミ着てるけど、レッキとした人間なんだ。サーカス団のメンバーは、メイリン、サラ、ミスター陳、テンコーなど、ゆかいな仲間がいーっぱい。メイリンのおじいちゃんが団長なのさ。で、ボクたちの今いる場所は、遊園地・ねりま園。ここにお客さんがこないのは、すぐ隣に大遊園地・クリスタルランドができたせいなんだ。そこから派遣されたシブわに隊が、ボクたちのジャマをして…!? 第1巻登場!