ワシントン の検索結果 2件
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書かずの753
相場英雄 中山昌亮
東京の大手全国紙・大和新聞。
その大和新聞に籍を置く戸塚文子は、
新聞協会賞も受賞し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの
若手敏腕記者である。
そんな彼女に人事異動の発令が!!
自他共に認める若手のホープとしてワシントン総局への
異動か?と胸を躍らせていた文子だったが、
蓋を開けてみると辞令は、
小さな地方新聞社・日刊北海道への出向だった……
納得いかぬまま北海道の地に降り立った文子が
その地方新聞社で目にし、感じたものとは!? -
ケントの方舟
毛利甚八 魚戸おさむ
▼第0話/ルーシーの食卓▼第1話/個体識別▼第2話/種子散布▼第3話/ひとりゴリラ▼第4話/人づけ▼第5話/Creation▼第6話/求愛▼第7話/父性 ●登場人物/森野賢人(フィールドワークを得意とするサル学者。現在は新米の区議会議員) ●あらすじ/森野賢人はアフリカの森をフィールドに、ゴリラの研究をしているサル学者である。ある時、森の中でシルバーバック(ゴリラのボス)の“オセロウ”と間近に対峙し、その偉大さにただ茫然と立ち尽くしてしまった。その経験を綴った賢人の著書を読み感動した大空美晴は、アフリカへの思いを募らせ、賢人の家を訪ねる。だが、彼は無所属候補として白山区の区議会議員選挙に立候補していた(第0話)。▼得票率第2位で区議に当選してしまった賢人。彼が選挙ポスターに擦り込んだスローガンは「東京に、ゴリラの森を作ります」である。だがこれは決して単なるイメージコピーではなく、白山区に残された森を本当にゴリラのための森にしようとしていた。実はアフリカで孤児となったゴリラの子供を見つけ、輸出証明書を偽造して日本に連れ帰っていたのだ。これはワシントン条約違反で発覚すれば逮捕されても仕方がない行為。呆れる美晴を尻目に、「さあフィールドワークに出かけよう」と、当選区議の集会へと向かう賢人だが…(第2話)。