サイバーパンク の検索結果 2件
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机上の九龍
青木朋 空論創作委員会
西暦2千年代中期。繁栄と破滅を体験した人類は、新たなルールの中で生きていた……。伝説のSFサイバーパンク、待望の単行本化!!
カラハン夫人の夫・カラハン良男の捜索をきっかけに、国家規模の陰謀に巻き込まれてゆく九とラビ。ラビがかつて戦った“フェンリル”の正体とは?そして、ラビたちクローンを作ったモロ博士の行方は?独自の世界観で描かれる近未来SF、単行本で遂に登場
2000年代中期。多人種都市となったTOKYO・ネオ九龍地区に、しゃべるウサギを肩にのせた優秀な“捜し屋”がいた。彼の名は机田九。年は若いが、九龍地区の地理や情勢にも精通した、捜し物のエキスパートである。孤児だった彼は、クローン技術で生み出されたウサギ・ラビに育てられ、現在は一緒に捜索事務所を開いていた。ある日のこと、九のもとにカラハン財閥の総帥、ルーシー・カラハン夫人が仕事の依頼に訪れた。行方不明の夫を捜してほしい、という彼女の言葉に、九は嘘を感じ取る……! -
殺戮のマトリクスエッジ
桜井光 すみ兵
サイバーパンクアクション始動!!
西暦20XX年。旧東京湾上に建設された次世代型積層都市トーキョー・ルルイエ。
この都市には【恐怖(ホラー)】と呼ばれる都市伝説が存在する。それは電脳ネット上、どこのデータベースにも存在しない、人喰いの化け物どもだ。
『ルルイエにおける事故死者と行方不明者の約60%がこの怪物の手によるものだ』
そう、噂されている。けれども。所詮はただの噂だ。
しかし、小城ソーマはこの噂を信じている。事実、ホラーを目にしているから。
彼は、ホラーを殺して都市の路地裏を駆け抜ける。
ただ独りで、小城ソーマは、ホラーを狩る。
彼はある晩、ひとりの少女と遭遇する。少女は何かを呟いた後、倒れてしまう。
ソーマは少女をなじみの闇医者へと連れていく。
面倒にはならない。ささいなことだ……。
――けれども、ささいなことでは、なかった。
ライアーソフト「スチームパンクシリーズ」や『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』を手がける桜井光が紡ぎ出す、サイバーパンクアクション!!
イラストは『東京レイヴンズ』『死神と少女』等で活躍中のすみ兵!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。