わか眉ぎん
時は大正時代。女流小説家・朱知は執筆のため訪れた邸宅で、一人娘と暮らす研究者・蒲井博士と出会う。彼が開発した、全てを治す「覆水香」には秘密があって…!? 月刊flowersで話題沸騰!気鋭の耽美派が描く、幻想ミステリィ。収録作「覆水を盆に返らす香のこと」
失踪した令嬢、消えた家宝の指輪…奇妙な事件の続く鄙の名家に、一人の少女が招かれた。見えぬ眼で視る千里眼を持っているという“耳森夜行”―…彼女が視た家に潜む闇とは…!?耽美派の気鋭が贈る、ミステリアスシリーズ。(収録作:「夜行の眼~翡翠の涙~」)