さいと 女性 ラノベ の検索結果 11件
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剣姫
斉藤百伽 凪かすみ
公爵令嬢がお守りするのは寝台の王子様!?
幼いころから戦闘部族の民とともに暮らしてきたせいで、戦士になりたいと夢みるようになった17歳の少女ラティカ。実家の公爵家に戻ってからも毎日の鍛錬を欠かさず、大岩に100間突き刺さっていた伝説の剣もあっさり引き抜いてしまうほど凜々しい武闘派に育っていた。
そんなラティカが、第一王子レオニスの護衛任務を引き受けることに。1ヶ月後に迫った国王選定の日まで暗殺者に狙われるレオニスを守りきり、無事王位につけることができたら、ラティカが戦士になることを許すと祖父が約束してくれたのだ!
はりきるラティカは、さっそく、弟王子と王位を争っているレオニスのもとへ。ところが、レオニスは王者の風格を持ちながらも、なぜかいつも自室のベッドに寝そべっているという怠惰ぶり。おまけに軟派な女好きで、いきなりラティカを口説いてくる始末。文武両道と評判の高い弟王子との差に愕然としたラティカは、レオニスの評価を上げる作戦を考えるが…!?
武士系少女と自堕落軟派王子の、キュートなラブファンタジー!
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音狩り魔女の綺想曲
斉藤百伽 風都ノリ
音楽好き変人王子が音狩り魔女を愛で捕縛?
迫害・弾圧されてきた魔女の末裔であるリュリには、今や「音狩りの魔力」しか残されていない。小鳥のさえずりや教会の鐘の音などを小箱に詰めて売って暮らしてきた。
だがある日怪しい男に怪しい罠で捕らえられ、着いた先は王城。罠を仕掛けた男の正体は実は、音楽大好きの変わり者王子ユトだった…!
ユトはリュリを理想の楽器扱いして、いきなり「俺の妃になれ」と的外れなプロポーズ!? 大事な音の小箱をタテに取られたリュリは仕方なくお妃教育を受けるハメになり…!?
ユトは姉姫のエオリアに公務を押しつけ、楽器収集や作曲に日々勤しんでいた。そんな中、エオリア主催で隣国からの使者を歓迎する夜会が開かれ、リュリとユトは楽師に扮装して演奏を披露することになる。そして知ってしまった隣国の陰謀…!
恋と冒険のフーガ、お楽しみに!!
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幽閉王子
斉藤百伽 山下ナナオ
魔法の神具でお忍び外出、のち恋!?
10歳のときに「20歳になるまでに厄災を招く」と予言され、以来幽閉されている第二王子アキはもうすぐ18歳。あと2年が待てなくてイライラ。看守から「移動の神具」を奪い、お忍びで街へ出かける。
そこで出会ったのは、清らかで天使のような美貌ながら、口八丁でエセ祈祷をしている偽巫女フィリア。
世間知らずで純朴な王子と、嘘が得意で機転が利く巫女が、ワケあって共に旅をすることになり…
王子の予言と巫女の探し人、魔法の神具が絡まり合う、ロード・ムービーふうファンタジック・アドベンチャー・ロマンス!
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婚約者の引継ぎ書
斉藤百伽 椎名咲月
婚約解消したはずが? トキメキの恋物語!
莫大な借金を返済し、ようやく叶った婚約解消。そんなクレアに、変わり者の婚約者バートから予想外の提案が! 「僕と一緒に旅行へ行かないかい」目的は、次の婚約者に会いに行くこと!? こうなったら、きっちりと彼を引き継ぐ! そう決心したクレアだったが、突然愛しげに触れてくるバートに大混乱! さらに、二人の行く手を阻む追っ手まで現れて!? 秘密と波乱とトキメキ満載の旅、その行方は!? すれ違いラブファンタジー!
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銀竜姫とかしこい良縁のススメ
斉藤百伽 椎名咲月
花嫁の座は断固拒否!王女の秘密とは…?!
「絶対に私を妃には選ばないと約束して!」大陸最大のヴォルムス帝国の皇太子妃選考会。ある事情で妃になれない小国の公女レアティーナは、順調に妃候補から落選した……はずが、なぜか最終候補の一人に選ばれてしまう! 全力で負ける決意を固めたレアだったが、ひょんな事から皇太子カリアスと秘密の契約を結んで――? 妃になりたくない妃候補に待ち受ける、華麗なる女の闘いと初恋の行方は!? トキメキのラブコメディ!
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押しかけ絵術師
斉藤百伽 椎名咲月
ライトノベル大賞奨励賞受賞作デビュー!!
意欲は人一倍でも、一向に仕事のこない絵術師エステルに公爵家から初仕事の依頼が! これはチャンス! と張り切るエステルだったが、出迎えた美貌の公爵子息アレクといきなり険悪ムード。なぜって、エステルは美形が大嫌いで、アレクは絵術師嫌いだったから! なのに、初仕事成功の鍵は、アレクを好きになる事で!? とある秘密を抱えた公爵家で、偏見と誤解から始まった二人の恋の行方は? 第5回奨励賞受賞作デビュー!
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娚の一生
高瀬ゆのか 西炯子 斉藤ひろし
大人気コミックの映画版を完全ノベライズ!
都会でキャリアOLだったつぐみは、もう恋はしないと決めて田舎の祖母の家に身を寄せる。しかし祖母が急逝。葬儀の翌朝、見知らぬ男が門に立っていた。海江田醇といい、52歳の大学教授。祖母の教え子で祖母から家を自由に使えと鍵をもらったという。戸惑うつぐみをよそに海江田は家に上がり込み、奇妙な同居生活が始まった…! 素直になれない女と不器用な男の想いを温かく描いた、大人のラブストーリー。大人気コミックス「娚の一生」を原作に待望の映画化。映画完全ノベライズ本! -
花街の萬屋 あやかし奇譚 ~物言う櫛~
藤本透 猫道ねこ
花街に巣くうは鬼かあやかしか。失せ物、揉めごと、よろずごと。青藍と蘇芳、二人のあやかしにお任せあれ。幻想時代怪異譚、開幕。
帝都を流れる湯埜川の中洲に広がる花街・湯ノ都。絢爛たるにぎわいと色恋のもつれが毎夜くりひろげられる遊郭地帯である。ろうそくからしたたるろうのように、涙と嫉妬、怨みと悲しみが日々流れ、あやかしたちを吸い寄せる。そんな花街を悩ませる揉めごと困りごとを引き受けるのは、あやかしが営む萬屋である。人ならぬ美青年・青藍は、今日も今日とて萬屋に舞い込んだ依頼“物言う櫛”の一件で櫛屋を訪れていた。櫛屋に代々伝わる“物言う櫛”は、それを授かった遊女を花街一の花魁に出世させる魔力を持つという。こともあろうに花魁見習いの雛櫛はそれを自分の客に契りとして与えてしまったのだ。青藍は櫛を回収して不始末を片付けたのだが、せっかく取り戻した伝説の櫛を、少年のような謎の禿・蘇芳が横から「俺に譲ってください」と奪おうとする。一目で蘇芳が人ならぬ者であると見抜いた青藍は、訴えを退けて持ち主である雛櫛へ櫛を戻す。だが、櫛の声を聞いた雛櫛は、櫛があやかしであると訴え、真っ二つに折ってしまう。手放せば、災いを招くかもしれないと囁かれた呪いか否か、雛櫛は盗みを暴かれ、折檻を受けた末に自ら縊り死んだ――ほの暗い行燈の灯りに浮かび上がる幻燈のようなあやしい世界。温泉の河から立ちのぼるのは湯気か、魂魄か。ひそやかな火花を散らすは妖火か、人魂か。廓(くるわ)から離れられない幽霊・夕霧が指した方角に蘇芳が見たのは、枯れ柳にまとわりつく雛櫛の亡霊だった! 妖火、なぞの失せ物、花魁の虚言、そして人を喰らう鬼の噂……つぎつぎと現れる廓の難事。よるべない孤独なあやかし・蘇芳は萬屋見習いとして花街に居場所を見つけられるのか。廓に生きる女たちの涙はむくわれるのか。幻想時代怪異譚、開幕―― -
秘密。そして、それから
泉住怜那 セカイメグル
こんなことがバレたら、僕たちは今までのままではいられない、きっと。誰にも言えない秘密を抱える三人の男女の青春模様。
新型コロナウイルスが蔓延しはじめた春。高校三年に進級した吉良は、始業式の日だけ登校したものの、すぐに休校。4月7日に緊急事態宣言が発出されたその夜、いつも帰宅の遅い父親が珍しく早く帰ってきて、久しぶりに家族五人で食卓を囲むことに。明日からリモートワークになるのだそうだ。父に家にいられると級友の利喜の家に遊びにいきづらくなると考えた吉良は、リモートワークについて、つい父にいろいろ尋ねてしまった。食事を終えると、疲れた顔をした父親に仕事の話をするものじゃないと兄から窘められた吉良。だが……父さん、どんな顔をしてたっけ? 父親がどんな顔だったのか、思い出せない。たった今、自分の目の前から去った兄の顔さえも。これまで自分は他人に興味がないだけなのだと思っていた。でもどうやらそうではないらしい。これはもしかしたら何か大変な病気なのかもしれない。オンライン授業も違和感だらけで不安になる。検索サイトで調べてみると、ヒットしたのは「相貌失認」というキーワード――。 -
箱庭の歳時記 ~この人を、愛そうと、決めた~
砂川雨路 カトーナオ
父を亡くし、天涯孤独となったいばらを引き取って夫となった扇唯一。だが23歳年上の夫が父の話をする時、いばらの胸は微かに疼く・・・・・・。
大晦日の昼下がり。高校生の扇いばらは、温かなマンションのダイニングであんこ作りに取りかかっていた。ザルに小豆をあけ、さっと水洗いする。手で豆を掻くと、ジャキジャキと小気味好い音が響く。これを雪平鍋に移し、たっぷり水を入れて、ガスコンロの火をつけて煮込む。高校の先輩たちに初詣に誘われたいばらだったが、保護者の同伴なしに深夜に外出するのは駄目だと、夫の唯一に止められた。沸騰してきた鍋を流しに運び、小豆をザルにあけた。いばらにとっては、初めて経験する日本のお正月になるはずで、すべてが新鮮だった。長くイギリスで暮らしてきたいばらは、日本の文化や行事をよく知らない。幼い頃に母と死に別れ、4か月前に父も亡くしたいばらを迎えにきたのが、父の大学の後輩の唯一だった。23歳年上の唯一と結婚して日本で暮らすことになったのだ。玄関の開く音がする。唯一が帰ってきた。「おかえりなさいませ、あなた」。棒読みの挨拶。唯一は「それ、やめなさい」と嫌がるが、いばらは夫婦らしいやりとりというものを試してみるのが好きだった。いばらと唯一、二人は秘密を抱えている―― -
暴君との素敵な結婚生活
宮野美嘉 高星麻子
冷酷な旦那様の心を溶かすのは花嫁の笑顔!
父親の命令でルナリアが嫁ぐことになった相手は、冷酷な暴君とよばれる青年伯爵ヴォイド。天文学の研究に打ち込んでいたルナリアは、結婚したら天文学のことは忘れなさいと父親に言われ失意の底に沈むが、初めて顔を合わせたヴォイドは、意外にも、ルナリアの研究を許すと告げてきた。
伯爵家の使用人たちは何よりもヴォイドの機嫌を損ねることを恐れいつも怯えていたが、自分の夢をヴォイドが応援してくれていると考えたルナリアは、ヴォイドを「優しい旦那様」と呼び、使用人たちをびっくりさせる。
一方、独裁者と呼ばれた先代伯爵の影響で、人を愛することも愛されることも知らずに生きてきたヴォイドは、自分をちっとも怖がらずに屈託なく笑顔を向けてくるルナリアに困惑するが、やがて互いの間の距離を少しずつ縮めていくように。
ところが、ルナリアの旧知の天文学者たちが屋敷を出入りするようになったころ、ますます天文学熱があがるルナリアを見守るヴォイドの心に、ある疑惑が生じはじめて…!?
とびきり甘くて胸にせつない、新婚ラブロマンス!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。