いえる 女性 ラノベ の検索結果 2件
-
蟲毒のルパン、寺の刑事 ~警視庁盗品特別管理課~
加賀見彰 白皙
幼馴染だったはずの千手と響。だが、響は千手を裏切った。やがて成長した二人は、刑事と窃盗団の総帥の息子として対峙する――
宗教絡みの犯罪の増加に伴い、警視総監の一存で設置された特命課・盗品特別管理課は、警視庁の誰もが認める閑職の部署。配属されたのは、寺の息子の千手のほか、神社の息子、新興宗教の教祖の息子の三人の刑事。発足以来仕事といえる仕事もなく、日々『お茶会』をしながらヒマをつぶしている。そんなある日、千手は幼馴染でもあり一課の刑事でもある健介に声をかけられた。病弱だった千手と、ガキ大将タイプだった健介。見た目も性格も正反対の二人だが、千手が唯一気軽に話せる相手でもあった。軽口をたたき合ううち、健介が一枚の仏像の写真を取りだした。一目でそれを騨拝奥元郷寺の虚空菩薩像と見抜いた千手は、健介から殺された六本木の貿易商のコレクションルームにあったものだと教えられる。なぜそんなところに虚空菩薩像が……? 健介からの情報に違和感を覚えた千手は、さっそく騨拝奥元郷寺に向かった。だが、途中で不良グループに襲われてしまう。失いかけた意識の中で千手は、かつて千手の初めての友達だった響が自分を裏切り、寺の千手観音像をすり替えたことを思い出していた…… -
あの日、そらですきをみつけた
辻みゆき いつか
自分の気持ち、うまく伝えられてる…?
上田真白、小学6年生。
外見、フツー。性格もフツー。
親友のモモちゃんといつも一緒にいる。
将来の夢…一応あるけど、他人にいえるほどの自信もない。
好きな人はいないし、まだ恋を知らない。
クラスの女子力高めの子たちの話題に入りたいって気持ちはあるけど、経験がないからいつも遠巻きに眺めてる。
でも、そんな私にだって、感情はある。
思っていることだってある。
他人には言えない、ホンネだって――。
6年生になってすぐのこと。
今日は学級委員決め。
クラス替えはなく、5年生からのもちあがりだから、みんな顔は知っている。ただ、担任だけは新しい先生。
学級委員なんて目立つポジション、私には無縁だと思っていたのだけど…。
誰もが悩む、思春期のころの複雑な気持ちと学校の人間関係。他人にはうまく言えない心を、真白はあるモノにうちあけていく…。
ドキドキの等身大ストーリーから目が離せません!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
※対象年齢:高学年から