混沌 女性 の検索結果 3件
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蜜夜婚〜付喪神の嫁御寮〜
大海とむ
「お前は俺の嫁になる」
幼い頃、謎の美青年に告げられた予言。
翠は「この世ならざるもの」が見える体質。夢かと思っていたこの予言だが、その男の正体は大弓の付喪神・白銀だった!
時を経て再び翠の前に現れた白銀は、翠を嫁に望む。
穢れを背負った神は乙女の肌で復活するのだが、翠は特に強い「浄化」の力を秘めているという…
「見える」体質のせいで人とまともに関われず孤独に生きてきた翠は、自分が役立てるならと嫁入りを決意する。だが、「神の嫁取り」は想像を絶する、畏るべき混沌とめくるめく悦楽に満ちたものだった…! -
知ってる躰
水戸泉 こうじま奈月
混沌と喧噪が支配する戦後の横須賀。丘の上には、米軍高級将校のための洋館が建っていた。華麗な佇まいのその館の奥に連れてこられたのは、朽木公爵(くちきこうしゃく)家次男で18歳の七緒(ななお)。そして気高い七緒の目の前には、かつては兄と慕い尊敬した美しい荏田史曉(えだふみあき)が。瞬間、二人の間に愛憎が流れ…!? 時は遡り昭和18年。裕福な朽木公爵家に生まれた14歳の天真爛漫な七緒には、優秀な兄で24歳の壱矢(いちや)がいた。七緒は、壱矢の親友で実の兄弟のように育った史曉が大好きで、いつも史曉のお役に立ちたいと思っていたが・・・。日本人娼婦と英国人牧師の間に生まれた史曉には秘めた思いもあり・・・。 これは時代に翻弄された、七緒の純情と史曉の執拗なまでの愛の物語!!
※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。
サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。 -
いたいけな瞳〔文庫〕
吉野朔実
アブラゼミの鳴き声、進まない宿題、お父さんの本棚とお母さんの赤い口紅、そして路地に潜む怪しい人影…。夏休みを過ごす少女たちの倦怠と混沌を描く「幼女誘拐」ほか、珠玉の短編からなる吉野朔実の世界。