異色の 男性 ラノベ の検索結果 2件
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つきたま
森田季節 osa
ご安心ください。ぷにぷにしているだけです
――<特徴>半透明でぷにぷにしています。
<ご安心ください>「つきたま」が、ごくたまに見えてしまう方もいらっしゃいますが、基本ぷにぷにしているだけで、人間に危害を加えることはありません。
ただし、気になる、どうしても邪魔に感じてしまう、という方は県の窓口までご相談を。専門の技術者による駆除も可能です。――
お気楽公務員を目指して県の「つきたま」処理窓口に務めた俺……だったが、やっぱり公務員になんかなるべきじゃなかったのかもしれない。
――※ただし、以下に当てはまる方は、その限りではありませんのでご注意を…。「●ご自分を魔法少女、または吸血鬼と認識していらっしゃる方」――
『エトランゼのすべて』『落涙戦争』『お前のご奉仕はその程度か?』などで一般文芸作品、ライトノベルと幅広く活躍する森田季節、異色の新シリーズ。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
森の魔獣に花束を
小木君人 そと
ひとりぼっちの魔獣の少女に恋をした。
とある村の近くに、人を喰う魔物が棲むという禁断の森があった。家の跡継ぎになるための試練として稀少な青い薔薇を探す旅に出た少年クレヲは、同行者の裏切りに遭い、その森にひとり取り残される。そこでクレヲが出会ったのは半獣半人の魔獣の少女。なんとか魔獣の少女の気を惹いて、食べられることを免れたクレヲだったが、その代わりに彼女のペットにされてしまった……。そして、始まる奇妙な共同生活。純真な心を持つクレヲと一緒に暮らすうち、ずっとひとりぼっちだった魔獣の少女の心にやがて変化が現れる。だが、二人の日々はそう長くは続かなかった……。
人間と魔獣の恋を描いた心温まる異色のファンタジー小説。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。