掲げ 男性 ラノベ の検索結果 3件
-
元将軍のアンデッドナイト
猫子 晩杯あきら
死してなお国を想った英雄の再・英雄譚。
レギオス王国の大英雄ランベール。
常人には扱うこともできぬ、超重量の魔金(オルガン)製鎧と大剣を駆使して戦場を駆け抜け、数々の戦果を上げた超英雄。
だが彼は、統一戦争終結間際に、仕えていた主君から叛意を疑われ、非業の死を遂げた――。
それから二百年。
時代が移り変わりすっかりと平和になったレギオス王国にて、彼は偶然アンデッドナイトとして魔物の生を受ける。
全身を派手な魔金の鎧で身を包んだランベールは、盗賊に襲われた村を救った際の出会いをきっかけに、平和になったレギオス王国の観光と、王国に仇なす者の成敗を目的に掲げて旅に出ることにする。
その先々で、二百年前の残り香を見つけたり、あるいは変わってしまったものに思いを馳せたり……連れ添う人々はその動向に振りまわされるばかり。
だが、二百年前の常識と戦闘力そのままで蘇ってしまったランベールはあまりに現代で浮いた存在で、自然と厄介ごとに巻き込まれてしまう。
それでも乱世の大将軍様であったランベールには、どうにも現代はイージーすぎるようで……。
史上最強級の戦士が繰り広げる、痛快ファンタジー開幕!
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
熾界龍皇と極東の七柱特区
ツカサ 夕薙
〈人神共存〉の理想郷へ――!
人が“神”の存在を認知し、両者の争いが絶えぬ世界。神祖《陽皇》とその護衛者である辰宮湊は、十年ぶりに“旧日本”――七柱特区に帰還する。そこは、〈人神共存〉を目的とし、世に名だたる七柱の神々が設立した極東の理想郷(アヴァロン)。その最後の一柱として、《陽皇》はこの地に降り立ったのだ。
ところが歓迎式典の最中、〈神の撲滅〉を掲げる人間のテロ組織・アポカリプスによる襲撃が起こる。《陽皇》を守る湊は、敵のなかにかつての友、飛田蓮路の姿を見いだす。
神殺しの武装、機神〈デウス〉を持つ蓮路は、湊に刃をつきつける――
「無理なんだよ、共存なんてな。俺はこんな場所を、理想郷だなんて認めねえ」
――両種族の間に再び埋めがたい亀裂を残し、蓮路たちは逃亡。
湊は、神祖《天元》の血族であるミカエル、人類側の自治組織《巫道機関》の調停士・咲良の協力を得つつ捜索を進めるが、そこで特区における“現実”を目の当たりにする……。――人と神、それぞれの策謀うずまく仮初めの理想郷で、龍の血を継ぐ少年の戦いが始まる!!
人気作家ツカサが放つ、壮大なる愛と絆、戦いの物語。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
キルぐみ
竹内佑 出水ぽすか
わかりあうこと、それは生きるということ。
大垣内 歩は中学時代の経験から、新しく通う転校先の高校では努めて静かに、そして目立たず生きることを志していた。
そして配属されたのは、仲の良いクラス。なにしろクラスに掲げるスローガンは『皆仲良く』。高校生にもなってこれは変だな、と感じつつも静かに過ごしていた。
そんなある日の授業中、学校上空を覆う巨大な鉄の塊が出現し、どよめく生徒たち。それに思わず興奮した歩は元来の性格が出てしまい、クラスの完璧美少女・赤糸に馴れ馴れしく話しかけるが、明らかに不機嫌にさせてしまい悔やむ。
そしてその日の晩。歩の携帯電話に赤糸からの着信があり、驚きながらも通話ボタンを押した瞬間、歩は意識を失う。意識が戻ると、そこは高校の隣に併設してる巨大病院のようだった。
突然、頭に響く声に従い歩いていくと、病室の中にキグルミが置いてあった。そのキグルミは自分を『サイク』と名乗ると「早く自分を着てくれ、このままだと殺されてしまう」と訴えてきた――。
竹内 佑の最新作は「他者と分かり合うこと」それを知るための物語。
世界観に華を添えるイラストを担当するのは人気上昇中の出水ぽすか。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。