さいご 男性 ラノベ の検索結果 3件
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西郷隆盛~敗者のために戦った英雄~
時海結以 落合弘樹 五浦マリ
人を愛し、人のために戦った英雄の生涯!
太平の世といわれた江戸時代の終わり、薩摩の国で、一人の男の子―のちの西郷隆盛―が生まれた。
貧しい下級藩士の家の出身ながら、名君と名高い薩摩藩主・島津斉彬に才能を認められ、頭角を現していった西郷だったが、斉彬の急死により人生が一転、ついには罪人として島に送られてしまう。
苦難の末、罪を許されて島から戻った西郷が見たものは、日本にせまる外国の脅威と、時代遅れになりつつある江戸幕府の姿だった。
日本の未来のために、幕府を倒そうと決意した西郷だったが・・・・・・!?
大河ドラマで話題の英雄の生涯を描いた、波瀾万丈ストーリー!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
あの夏、最後に見た打ち上げ花火は
助供珠樹 春夏冬ゆう
彼女と出会った、忘れたくないあの夏の日。
何もないのどかな田舎町・松乃に暮らす中学2年生の眞田寛樹は、幼なじみの三島桐子・親友の阿久津恒正らと、毎年変わることのない夏休みを過ごしていた。そんなある日、徹夜をしてしまった寛樹は熱中症で倒れてしまい、助けてくれた謎の美少女・伊藤ノアに恋心を抱くようになる。日本語をうまく理解することのできないノアのために寛樹は妹のなずなと一緒になって、自分たちが暮らす町を案内したりしながら、徐々に距離を縮めていく。そんな時、寛樹はノアに過去の記憶がなく、深海生物に似た奇妙な生き物と共に自身がよく通っている駄菓子屋・伊藤商店の庭に倒れていたところを発見されたという事実を知る。さらに謎の生物がしゃべる名前が、先日まで自分が読書感想文を書くために読んでいた小説の作者の本名だということがわかり、ますます混乱していく。ノアが記憶をなくしたまま不安な毎日を過ごしていると感じた寛樹は、彼女の記憶を取り戻すべく、さまざまな場所に彼女を連れて行ったり、小説内に書かれたことを調べたりしていくのだが・・・・・・。第9回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作品。中学生の男女が繰り広げる甘くせつないひと夏の青春グラフィティが登場。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
ななかさんは現実
鮫島くらげ 双龍
第4回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞。
俺は電車のなかで居眠りをしていた。
ラブコメマンガのヒロインななかさんとキャッキャウフフする2次元ドリームを見ていた。「ウホッ」という声で目をさますと、近くにいたオッサンが「やらないか」とか言ってきた。俺は夢で美少女にツンツンしていたはずが、そっち系の見知らぬオッサンにモーションをかけてしまっていたようだ。
アーッ!
俺はチカンじゃない! そういう趣味もない! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…といくら謝っても「嘘だッ!!!」と認めてくれない。
「やめなさい!」
――そこに現れたのはひとりの美少女。どこかで会ったことがあるような。っていうか、さっき夢で!
「電車内での性行為はつつしんでくださいよ!」
ちょ、おま! ちげーよ!
「……ははァん。こりゃあ俺たちの仲を引き裂こうってハラだな?」
そう言ってオッサンはななかさんに激似の少女にフリッカージャブを繰り出すも、彼女はデンプシーロールを駆使してボッコボコに!
まじパネェ。
……それが、俺が絶賛片思い中の二次元の女の子“ななかさん”によく似た謎の美少女との出会いだった。
第4回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。