思い出す 男性 の検索結果 9件
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椎名祐は泣いてる女にしか欲情しない
田中ててて
椎名祐は、「女性の涙に欲情する」というちょっと変わった性癖の持ち主だ。そんな彼は、幼い頃から、たくさんの女の子をあらゆる方法で泣かせてきた。
年の離れた従兄弟・健介が営むバーで働く祐は、明日花と出会い、つき合うことに。
しかし、案の定、明日花は祐に泣かされっぱなしなのだが、二人は意外と長く続いている。
祐は、雨の日になると思い出す、どうしても忘れられない「ある記憶」があった。それは、雨の中で泣いている女性の姿。でも、それが誰なのか、どういう場面だったのかは覚えていない。
カメラが趣味の祐は、もう一度その瞬間に出会いたいと願っていた。
そんなある日、高校の同級生だった晴田笑顔華と再会する。
晴田は当時、「鉄仮面女」と呼ばれるほど暗い表情だったのだが、まったく別人のように明るくなっていた。
この再会から、祐と晴田をはじめ、二人を取り巻く人々の運命の歯車が軋むように動き始め…!?
様々な愛の形が交錯する、ポップでディープな偏愛ラブストーリー! -
本の虫 ミミズクくん
カラシユニコ
超絶文学少年(小4)、しずかに爆誕!
尾崎世界観さんも激賛!
半径5メートルの世界が輝く、ハートフル文学“愛”コメディ発進!
読書を愛する小学4年生・加藤剣(通称ミミズクくん)。
過剰に本好きな祖父のスパルタ指導のもと、
古今の名作文学と出会い、文学の力を借りて
小さく大きな日々の困難を乗り越えてゆく。
第1集には『燃えよ剣』(司馬遼太郎)、『星の王子さま』(サン・テグジュペリ)、
『蝉しぐれ』(藤沢周平)、『ムーミン谷の彗星』(トーベ・ヤンソン 訳:下村隆一)、
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ)、
『三国志』(吉川英治)、『父の詫び状』(向田邦子)が登場!
笑える家族愛あり、淡い恋あり、クラス内ヒエラルキー問題あり、
人と人が親友になる瞬間のきらめきもあり――
あの頃の「わたし」を思い出すどこかノスタルジックな味わいと、
いま現実を生きる大人の「わたし」の背中を押してくれる
エピソードがいっぱい。
名台詞、名言好きの方にもおすすめです! -
いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。
詠井晴佳 萩森じあ
いくつキャラをこえれば、私は私になれる?
15歳の時に明澄俐乃のために作ったVRキャラクタ-≪響來≫。ただのキャラクターであったはずの彼女が19歳の成央の前に現れた。
響來の願いで再会する成央と俐乃。19歳の俐乃は芸能人となり、誰よりも輝きを放っていた。居場所を求め、傷つきながらも一人走り続ける彼女を見て、成央は15歳に置き去りにした感情を思い出す。
保健室で見た、「はじめて」の瞬間。
二人だけしか知らない、甘い時間。
そして、叶えられなかった約束。
鮮明に、克明によみがえる憧れと葛藤の欠片たちは、成央に突き刺さる。
19歳の現実と理想に向き合う中で、二人は本当になりたかった自分と、なれなかった自分を思い出していきーーやがて、響來が現れた本当の意味を知る。
第17回小学館ライトノベル大賞受賞作。キャラクターと葛藤が紡ぐ、優しくも切ない青春ファンタジー。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
琥珀の秋、0秒の旅
八目迷 くっか
世界の時間が止まるとき、二人の旅が始まる。
麦野カヤトは、高校の修学旅行で北海道の函館を訪れていた。
内気で友達のいない彼にとって、クラスメイトたちとの旅行は苦痛でしかない。
それでも周りに合わせてグループ行動を続けていた、そのとき。
世界の時が止まった。
まるで神様が停止ボタンを押したみたいに、通行人も、車も、鳥も、自分以外のあらゆるものが静止した。
喧騒が消え、静寂だけが支配する街のなか、
動ける人間は麦野カヤトただ一人……かと思いきや、もう一人いた。
地元の不良少女・井熊あきら。
「あんま舐めたこと言ってたらぶっ殺すかんな」
口調も性格もキツい彼女は、麦野とは正反対のタイプ。
とはいえ、この状況では自分たち以外に動ける者がいない。やがて二人は行動を共にする。
「琥珀の世界」ーー数日前に死んだ麦野の叔父が、そう呟いていたことを麦野は思い出す。
叔父の言葉は、世界の時が止まったことに関係しているかもしれない。
そう思い立った二人は、時を動かす手がかりを求めて、叔父の家がある東京を目指す。
時が止まった世界のなか、二人きりの旅が始まった。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
宇宙めし!
日向なつお
宇宙に届け!ロマンあふれる宇宙食開発記!
−−宇宙に、行きたい。近付きたい。
低い身長を理由に、宇宙飛行士を諦めた
主人公・久世晴可(ルビ:くぜはるか)は、
就職活動中、「JAXA」(宇宙航空研究開発機構)の
「誰もが行ける宇宙を目指して」というキャッチコピーを目にし、
自分の夢を思い出す。
そうしてJAXAに入社した
晴可が配属されたのは、なんと
「宇宙食開発グループ」!
「宇宙食」という未知の分野に触れ、
戸惑う晴可だったが、
「食」が宇宙飛行士達の「幸せ」を生み出すことを知り・・・
銀河を超える、極上の幸せ(ルビ:宇宙食)を作り、
宇宙に届けるまでの
ロマンあふれる奮闘劇! -
給食の時間です。
飯田
5年2組、佐野和彦くん。新しいクラスで1ヶ月が経っても新しい友達はでき
ないまま…。彼のとなりの席の転校生、岩谷実子さんは、給食が好き。
佐野くんと岩谷さん…クラスのみんなが、「給食」を通じて触れあっていく。
懐かしい味を思い出す時間が、始まります。 -
わたしの日々
水木しげる
愛する家族との静かな暮らし、少年の頃から描き続けてきた様々な画、目をつぶると思い出す戦時中の光景… 誰もが知るコミック界の長老が、その数奇な人生で脳裏に焼き付けた数々のエピソードを語るカラーコミック。静かな鳥取・境港の幼少時代、灼熱の南方戦線での恐怖と焦燥の日々、長年住み続けた東京・調布での日課である散歩の道行き…… そのすべてが、豊かな色彩感覚でオールカラーのショートコミック連作に結実しました。
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ヘンシン
ケンニイムラ
田舎から出てきた女の子。姿の見えない猫。フシギな力を持った少年。長年の友情。真冬に思い出す、真夏の記憶。僕を誘う、真夜中の踊り子――東京のどこかで起きている、小さな出来事。でも、たいせつな出来事。たいせつな人。たいせつな言葉。たいせつな思い出。 そんな宝石みたいなモノをひとつひとつ丁寧に作品に仕立て上げた短編集。
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ぼっけもん
いわしげ孝
高校を卒業した浅井義男は、鹿児島から上京して、働きながら大学に通っている。慣れない東京の中でふと思い出すのは、故郷の山河や家族ではなく、友だちの顔であった…。まだ意気込みだけのカラ回りする18歳。熱血まっすぐ男・浅井義男の青春一本道!!
ビッグコミックスピリッツに連載され第31回小学館漫画賞受賞作。