冬川智子
1999年7月。大学2年の夏休みを、村山桜は憂鬱な気持ちで過ごしていた。理由は「ノストラダムスの予言」。世界が終わると信じている桜に、アパートの隣人・森が突然交際を申し込んだ。面食らいつつも、まったく接点のなかったその隣人の申し出を受け入れた桜は…?