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浮浪雲(はぐれぐも) 71巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 630pt/693円(税込)
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。
▼第1話/恋慕犯▼第2話/はずれ雲(1)▼第3話/はずれ雲(2)▼第4話/泥化粧▼第5話/肌千両▼第6話/もどり旅▼第7話/蓮華又三郎▼第8話/女誑(おんなたら)し▼第9話/カメさんの夫婦論●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い)●あらすじ/ある時浮浪は、柄の悪い男に追いかけられている娘・お加代を助けた。お加代には一緒になる約束をした直という恋仲の男がいるのだが、鮫蔵という男が横恋慕しているのだった……(第1話)。▼ある日、浮浪の前に墓場賽太郎と名乗る男が現れ、「品川に腰を落ち着けることになった挨拶に」と、いきなり浮浪の顔を張り付けてきた。渋沢先生によれば、この男は以前、幕命を受けて西国の海を埋め立てたのだが、その海の魚を食べた人間や動物たちに異常が現れているという。そんな男が、品川で何をしようとしているのか……(第2話)。●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)