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浮浪雲(はぐれぐも) 69巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 630pt/693円(税込)
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。
▼第1話/父のかんばせ▼第2話/癒しん坊▼第3話/カメ女物語▼第4話/老しい人よ▼第5話/花一輪▼第6話/鴛鴦夫婦▼第7話/心語り▼第8話/しょうねん▼第9話/年忘れ ●登場人物/浮浪雲(品川宿、「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い)●あらすじ/年頃の娘・お志摩を持つ長寿庵先生は、最近めっきり色気づいてきた娘に悪い虫がつかないかと気が気でない。あれこれ詮索する父親に、お志摩はいいかげんうんざり。それでも長寿庵先生は、どうやら秘密を隠しているらしい娘のことが気になって…(第1話)。▼伐採の進む林の中に、どっしりとそびえる大木。タンスにもちゃぶ台にもならないこの木は、木こりに言わせればただの役立たずだが、その下にはなぜか自人が集まってくる。「役立たず」が人を癒す!? (第2話)●その他の登場人物/欲次郎(夢屋の番頭。実務に長けたやり手)、ごろ寝奉行(浮浪雲の友人。ズバリと事件を裁く名奉行)、渋沢先生(博学多才な楽隠居。新之助らの良き相談相手)