バラの刻印」と呼ばれる生徒会の掟に従って、次々に決闘を申し込まれるウテナ。なんとか勝利を収めたウテナだが、そんな時、生徒会長の冬牙（とうが）が、自分こそ「王子さま」だとウテナの前に名乗り出た。彼の言葉に心揺れるウテナ。一方、“バラの花嫁” アンシーは、相変わらずウテナに服従するのみ。なんとか彼女と普通の友達になりたいウテナだが、彼女は心を開いてくれない。ある夜、ふと目を覚ましたウテナはアンシーの姿がないことに気づく。翌朝になってアンシーに尋ねてみても、彼女は知らないと言うだけ。その夜、密かに彼女の跡をつけたウテナは、理事長室でアンシーの兄と出会い…!?　●収録作品　少女革命ウテナ／３つの願い