作者 : 青柳裕介 12件
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北斗七星
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
▼第1話/転落の序章▼第2話/煩悶の丘▼第3話/漁師の引き際▼第4話/新たなる旅立ち▼第5話/最初の試練▼第6話/生徒たち▼第7話/男の交際(つきあい)▼第8話/夜の迷走●登場人物/荒やん(親の代からの根っからの海の男。まぐろ漁船の漁師だったが、眼をわずらい船を降り、水産訓練校の教師になる)、寿美(荒やんと見合いすらなしに結婚した女性。掴みどころのない一風変わった女)、タモツ(荒やんの舎弟格。直情型でけんかっ早い)●あらすじ/まぐろ漁船の漁師「荒やん」こと荒瀬は、40歳を迎えて遅い結婚式を挙げた。しかし漁の最中の事故、そしてケンカでと、立て続けに眼を痛めてしまった荒やんは、視力を極端に落としてしまうことになる(第1話)。▼風と波が容赦なく吹き付けてくる中でのまぐろ漁は、眼が良くなければ勤まらず、眼が悪くなれば船を降りなければならない。そんなある日荒やんは、船を降りて落ちぶれていった昔の仲間の姿を見て、眼が悪くなったことを必死に隠そうとする……(第2話)。▼遠洋漁業の訓練校に就職先を見つけた荒やんの所に漁労長がやってくる。そしてきっぱりと引導を渡された荒やんは、新しい生活をスタートすることになる(第3話)。
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まぐろ土佐船
斎藤健次 青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
▼第1話/団結式▼第2話/まぐろ漁▼第3話/転機▼第4話/それぞれの事情▼第5話/骨のないもの▼第6話/鮫▼第7話/男の最低限▼第8話/油断▼第9話/男の意地▼第10話/手紙●登場人物/斎條(第58寿栄丸のコック長。ずぶの素人ながらマグロ漁船に乗り込み、今回が2回目の出漁)、浜口(漁師の息子。マグロ船員訓練校を卒業し、今回初めて船に乗る)、山口(第58寿栄丸の漁労長。漁におけるすべての判断と責任を負う)、村岡(第58寿栄丸の甲板長。豪快にして面倒見のよい、根っからの漁師) ●あらすじ/日本人の胃袋を満たすため、マグロを釣り続ける21人の船員たち。だが、いかに屈強な海の男でも、腹は減る。第58寿栄丸に乗り込んだ新人コック長・斎條が、漁師の空腹と、荒海にほんろうされる厨房を相手に包丁を振るう…! 世界の果ての海で命と友情をかける男たちを描いた、名匠・青柳裕介入魂の一作、ついに単行本化!!
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おったまじゃくし
青柳裕介
- 雑誌:
- 月刊コロコロコミック
突然会社を辞めた父に連れられ、亡き母の生まれ故郷にやってきた東京育ちの少年・実。そこは、わずかな島民が暮らす離島だった――。初めは島の生活に戸惑う実だったが、今ではイサムという友達も得て、充実した日々を過ごしていた。そんなある日、半年に一度の本校生徒との交流日が訪れ…!? 青く透き通った海を見て、生き生きと生活している子供たち。そんな島の少年たちが活躍する、興奮と感動のコミック。いよいよ第1巻、登場!
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バチワレ!いさ
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
▼第1話/我、童貞を捨てり▼第2話/我が、母ちゃん▼第3話/最初はゲンコ▼第4話/ケツ割るな▼第5話/ドンピンさん▼第6話/定やん▼第7話/敬礼▼第8話/鍋は舌で洗え▼第9話/居酒屋の味●主な登場人物/勇魚(いさ)(高校を中退し板前を志す。17歳)、ダルマ(料亭・うめだで働く板前の見習い。いさの先輩)、早苗(居酒屋・早苗の女将)、こより(早苗と一緒に住む芸者見習い)●あらすじ/地方の港町に住む17歳の高校生・いさは、今日学校を辞めてきた。机の上の勉強は性に合わない。職人、それも父親と同じ板前になることに決めたのだ。しかし、都会の料亭に就職する前にしなければならないことがある。それは、童貞を捨てること…。そこでいさは、2年前から“最初はこの人”と心に決めていた女性に直接アタックする…(第1話)。▼突然学校を辞め、板前になることを告げられたいさの母親。5年も家に帰らず、その間一銭もお金を家に入れず、あちこちに女も作る父親と同じ道に進むのかと反対する。しかし本当は、たったひとりの息子が家を出てしまうのが寂しいのだ…(第2話)。●本巻の特徴/父親と同じ板前の道に進んだいさが、様々なことに反発しながらも、少しずつ料理人としての自覚を持っていく様が描かれる。●その他の登場人物/いさの母親(第1〜3話)、元板前で現在アル中・定(第5、6話)、料亭・うめだの先輩板前・貫(3、4、7〜9話)
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ゼンマイ仕掛けの犯罪白書
青柳裕介
ある日、公園でベンチに座っている老人が通勤途中のサラリーマンに声をかける。その老人は、サラリーマンが帰宅する時間も同じ場所に座っていた。サラリーマンが老人に近付いていくと、老人は鞄のなかから一本の包丁を取り出す。そして、「これで何ができると思うかね?」と問うのだった。次の日、サラリーマンは老人の横に座り、いつも乗るバスを見過ごし、老人に包丁をもう一度見せてくれと頼む。そして、これで何ができると思うかたずねた。「何でも」と答える老人。老人の持っている包丁に惹かれてやってきたのはサラリーマンだけではなかった。やくざに殴られた若い男、母親に嫌気のさした高校生。彼らが老人のベンチに集まった日、老人は幼稚園児のスクールバスに乗ろうと言い出す。
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男達の航海
青柳裕介
高知県の宇佐分校に通う網元の息子は肩身が狭い。分校に通う奴は、本校の試験に通らなかったバカの集まりと思われているからだ。しかし、そんな彼にも夢があった。それは”東大”に入ること。東大に入って、宇佐の町にも立派な高校があると世間にアピールしたいのだ。一方、漁師の息子の有弘は、とくにこれといった志もなく高校生活を送っている。しかし、野球部監督の「漁師町の分校だってやればできるという"気"で闘っている」という言葉に引かれ、その日から甲子園を目指して猛練習を始める。だが水産高校には、高校球児にはハンディともいえる、3か月にも及ぶ海洋実習があった。
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男の船出
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
刑務所の看守をしていた男が定年を迎えた。自分なりに一生懸命職を全うした。思い残すことはない。しかし、ただひとつ、一度だけ服役者にウソをついたことだけが思い出される…。受刑者の車が刑務所に向かっている。何度も刑務所に入ったことのあるベテランが、その道すがらに、みかえり桜と呼ばれる秋に咲く桜があるのでカーテンを開けてくれと看守に頼む。見ると本当に1本だけ秋だというのに花をつけた桜があった。受刑者たちは驚きと歓喜の声を上げるが、若いヤクザのケイだけは「未練がましい」と見ようとしない。ケイは、組の幹部がやった殺しの身代わりとして刑務所に入るのだ。出所したら幹部にしてやるという言葉を信じて…。
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鯨組
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
弥大夫とイヨ、カチリは、隣り合う村が一人の女・シマを巡って争っているところを通りかかった。そこへ、一方の村に助っ人が加わる。相撲取りのその男が現われた途端、もう一方の村人たちはクモの子を散らすように逃げてしまう。相撲取りの男に犯されそうになっているシマを見る見かねたイヨは、止めに入るが、男の勢いに押され気味。そこへ、イヨの背後から弥大夫が現われた。相撲取りの男と向かい合い、気合を入れる弥大夫。勝負はほんの一瞬だった。
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川歌(かわうた)
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
すべり止めに受けた教員試験にたまたま合格した源五郎は、さしたる夢も展望もないまま、高知県の山奥にある全校生徒12人の舞川分校に赴任することに。ところがこの村、とんでもないところだった。生徒は源五郎を無視して授業そっちのけで遊びまわり、はてはカッパのシバテンや山童という妖怪までも出現。とまどう源五郎だったが、やがて自然とともにある村の人々の生き方に共感を覚えていく。作者の少年時代の思い出が色濃く反映された、ノスタルジックでファンタジーな自然讃歌!!
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土佐の一本釣り
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
土佐の漁師町を舞台に繰り広げられる純平と八千代の青春恋愛物語。鬼才・青柳裕介が、日本の男と女たちに送る大長編ドラマ!!
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土佐の一本釣り PART2 純平
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミック
中学卒業後、カツオ漁師となった小松純平。幼なじみの八千代と結婚して、息子・明が誕生した。明は「こじゅん」と呼ばれるほど父親に似て頑固でワンパクに育つ。1年の大半を漁で留守にする純平と明の親子関係は!? 「土佐の一本釣り」完結編!
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はるちゃん
青柳裕介
- 雑誌:
- ビッグコミックスピリッツ
石川県片山津の温泉旅館「よしや」の仲居・はるちゃんは1年前にこの温泉町に流れ着いた。温泉町を舞台にさまざまな過去を背負った男と女の哀しくも清々しいドラマが生まれていく。大人気シリーズTVドラマ化もされた青柳裕介の代表作!