作者 : 銃爺 2件
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獄門撫子此処ニ在リ【単話】
銃爺 伏見七尾 おしおしお
- 雑誌:
- てれびくん
第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作を圧倒的画力でコミカライズ!
獄門家――地獄より現れた血族。怪異ひしめく古都・京都を根城とする彼らは、呪術を操る胡乱な者どもはもとより、化物にすら畏怖されていた。
そんな凶家の末裔たる乙女――獄門撫子は、化物を喰らうさだめの娘。
荼毘の炎から取りあげられた、このうえなくうつくしく――このうえなく、忌まわしい娘。
しかし……
「撫子か。なるほど、その名の通り可憐だな。」
このうえなく奇妙で、胡乱で、美しい女――無花果アマナ。
自らを恐れもせずに笑う彼女との出逢いが、撫子を変えていく。
花天井に潜むもの。箱詰される人身御供。学園にあざなえる呪い。人を幻惑するけもの。かたちなき化物。
次々と怪異に挑むうち、二人はやがて目を背けていた己そのものと対峙する。
「あなたさえいなければ、わたしは鬼でいられたのに。」
鬼の身体にヒトの心を宿す少女と、ヒトの身に異形の魂を抱える女。
二人のつむぐ縁が、血の物語の封を切る。
TYPE-MOON武内崇氏も認めた、おそろしくもうつくしき、少女鬼譚。 -
獄門撫子此処ニ在リ
銃爺 伏見七尾 おしおしお
- 雑誌:
- てれびくん
その少女――化物を喰らう運命。
獄門家――地獄より現れた血族。
怪異ひしめく京都を根城とする彼らは、呪術を操る者どもはもとより、化物にすら畏怖されていた。
そんな凶家の末裔たる乙女――獄門撫子は、化物を喰らう運命の娘。
荼毘の炎から取りあげられた、このうえなくうつくしく――このうえなく、忌まわしい娘。
しかし…このうえなく奇妙で、胡乱で、美しい女――無花果アマナ、
自らを恐れもせずに笑う彼女と出逢い、二人で次々と怪異に挑むうちに、
撫子の想いは移ろいゆき……
「あなたさえいなければ、わたしは鬼でいられたのに。」
鬼の身体にヒトの心を宿す少女と、ヒトの身に異形の魂を抱える女の縁が、血の物語の封を切る。
おそろしくもうつくしき鬼の少女の新世代怪異譚、開幕。