作者 : 手島史詞 2件
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神器少女は恋をするか?
手島史詞 鉄豚
- 雑誌:
- ガガガ文庫
セカイを救うかわりに、恋を教えてください。
突如、機械が感染し「思念暴走体」となって制御不能に陥る現象、「M.O.Eパンデミック(思念暴走感染症)」が蔓延し、戦闘機や核兵器までもが暴走する危険に晒されている現代。
人類は文明を放棄するか、自ら作った機械によって滅ぶかという選択に迫られていた。
そんなとき、神話の聖剣、神剣の超常的な力をもつ「神器少女」が現れ、人類は、唯一機械に対抗できる戦力を手にした――かに思えた。
しかし、神器少女は突如この世界に命を授かり人化したため、世界を救う以前に「生きることに意味はあるのか」も分からない女の子たちで……。
世界を救うためには、彼女たちに「生きる意味」を教えてあげなければならない!
しかし、人生に迷う生まれたての少女達はどの娘も一筋縄ではいかない難ありの性格で……失敗すれば世界が滅ぶ学園ラブコメ、まずは友達からお願いします……!?
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
飛べない蝶と空の鯱
手島史詞 鵜飼沙樹
- 雑誌:
- ガガガ文庫
約束だ。一緒に飛ぼう。空の最果てまで――
霧の上に島が浮かび、島々を行き交う交通手段は「空を飛ぶ」ことだけ――。
「霧妖」という魔物が棲む霧の海の上を飛び、命がけで人々の「想い」を運ぶ「武装郵便屋」の少年・ウィルと、その相棒(バディ)の不思議な少女・ジェシカの物語。
飛ぶのがヘタで風を読めないウィルと、過去の事件がきっかけで空が怖くなったジェシカ。それでも空に憧れ、飛ぶことにこだわる二人は、この世界の人々の唯一の情報伝達手段である、「封書」と呼ばれる記憶を封じ込めることができる手紙を運ぶ「郵便屋」を開業する。
ある日、二人に<夜姫>と呼ばれる少女から「届けて欲しい」と封書が持ち込まれる。しかし、厄介なトラブルメーカーである彼女の依頼が、まともな荷物なはずがなく……。
「影執事マルク」シリーズで人気、実力ともに評価される手島史詞が紡ぐ、最高に爽快な「空飛び」冒険ファンタジー。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。