真野論平は弱小劇団「天津甘栗」の劇団員。しかし演じる役といえばセリフのない端役ばかり。当然役者では食べていけず、渡瀬法律事務所で居候弁護士として働いている。どうも役者より弁護士のほうに才能がありそうなのだが、本人は芝居が本職と言い張る始末。そんな論平に舞い込んでくる相談は、名誉毀損、婚約不履行、遺産相続など、身の回りにある問題から、摩訶不思議な難問までさまざま。ときにはムチャはするけれど、われらが代理人・真野論兵はハートで問題を解決する!