平安時代末期の異能の僧・西行を祖先に持つ高校生の佐藤武清。彼が修学旅行中に立ち寄った高野山の山中で見つけたものは、西行が造りし”モノ”=少女姿の「何か」だった!その「少女」が八百有余年の時を超えて現代によみがえる――!