作者 : 咲村まひる 2件
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見習い騎士姫の恋違い
杏堂まい 咲村まひる
- 雑誌:
- ルルル文庫
天然お嬢様、庶民派騎士団に入団!?
16歳になったジゼルは、憧れの騎士団団長・マグナスに会うことを夢見てコルディア騎士団の門戸を叩く。ところがマグナスは聖地への巡礼者を警護する仕事で残念ながら長期不在。それでも、騎士団に入って待っていればいずれ会えるに違いないと考え、渋る団員たちの前に多額の寄付金をつんで味方につけ、ちゃっかり仮入団。
ジゼルは見習い騎士としてはりきって働こうとするが、本部に残っている見習い騎士たちは遊んでばかりのやんちゃ者揃いで、市街の見回り警備などは最低限しかしていない模様。
彼らのリーダー格であるヒューイは、自身が口減らしのため無理やり騎士団に入れられた過去を持つため、何不自由ない生まれのくせに自分からわざわざ騎士団に入ってきたジゼルに反感を持つ。
ふたりの会話は常に口喧嘩状態。さらに近所に住む貴族の少年リノが、ヒューイを言い負かすジゼルに惚れて、子犬のようについてまわるようになり、騎士団は一気に賑やかに…!
ジゼルはヒューイとリノを引き連れて騎士修業に励みつつ、マグナスの帰りを待つが、ついに訪れたマグナス帰還の日に…!?
暴走天然お嬢様と庶民派騎士団の恋と冒険の日々ははたして…!?
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
山姫と黒の皇子さま
咲村まひる 結賀さとる
- 雑誌:
- ルルル文庫
ライトノベル大賞奨励賞受賞作、デビュー!
リーフェは山岳国家リア=イリスの姫。
大自然を愛し、樹木や草花にくわしく、木登りも得意なおてんば姫だが、
幼い頃に隣国ハーロクト帝国の夜会で出会ったシャルトール皇子のことが忘れられない純情な少女でもある。
16歳の誕生日、なんとそのシャルトールから求婚の手紙が届く!
幼い頃の初恋が実る、二国間の利益のためにもなる、と喜び勇んで山を下りたリーフェだったが、待ち構えていたシャルトールはとんでもなく無礼で無愛想な青年になっていた。あげく、「結婚はするが、恋愛する気はない」と宣言されてしまい、怒ったリーフェは…!?
第7回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門奨励賞受賞作、恋する輝きに満ちて鮮烈デビュー!!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。