作者 : ハマカズシ 5件
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ノベルライト
ハマカズシ ねめ猫(6)
- 雑誌:
- ガガガ文庫
鼓動の音が『ガガガ』と響きだす!
「あなたもガガガ好きなの?」
ガガガSPの『ノベルライト』をきっかけに出会う早乙女青春と、田中京子。
夕日に染まる空。
きらきらと光る川面。
ガガガ文庫を愛してきた青春にとって、
ラノベのように完璧な、運命的な出会い……のはずだった。
だけど、まさかのガガガ違い!
京子が好きなのはガガガ文庫じゃなくて、ガガガSP!
ラノベじゃなくて、ゴリゴリのパンクロック!
京子に弱みを握られてしまった青春は、軽音部の設立計画に協力することになり、陰キャの心的許容量の限界に挑む戦いがはじまる…!
相容れるはずがなかった二人のガガガ少女。でも、時に小説に思いを馳せ、時に不満をデスボイスで叫びながら、やがて一人では辿り着けなかったどデカい青春が動き出す。
ガガガ文庫×ガガガSPコラボのローリング青春パンクストーリー!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
弥生ちゃんは秘密を隠せない
ハマカズシ パルプピロシ
- 雑誌:
- ガガガブックス
隠し切れないその気持ち――好き。
「皐月くん、かっこいい……」そんな心の声が聞こえた。
美人だと学内で評判だが、いつも一人で無愛想な弥生ちゃん。本当なら接点もできないような彼女だが、サイコメトリー能力を持つ俺こと深瀬皐月は、ある日弥生ちゃんの心の声を聞いてしまった。
だがそれに戸惑う俺をよそに、弥生ちゃんはもっと大きな秘密を抱えていたのだ。
なんと弥生ちゃんは裏の世界で生きるエージェント――。
秘密だらけの弥生ちゃんと、秘密を知ってしまった皐月くん。
近くて遠い二人の心は、サイコメトリーだけでは超えることのできない壁を超えて、寄り添うことができるのか!?
心の声が聞こえる皐月くんと、気持ちをひた隠しにする弥生ちゃんの両片想いラブコメ開幕!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!
ハマカズシ あやみ
- 雑誌:
- ガガガ文庫
時代はウザカワ!お姉さんがせまってくる!
大学受験の模試でE判定をとった俺をみかねて雇われた家庭教師の女子大生・虎井真琴。
だけどこの家庭教師、部屋に来るなりTシャツにパンツだけ、というふざけた格好に着替えちゃって、しかもノノノ、ノーブラですか?
「リラックスできる格好の方がお互い集中できるでしょ?」
……って、できるか! 気になって勉強どころじゃないわ!
あげくの果てには
「脱衣を賭けてゲーム勝負よ!」
「ダンスの練習で汗かいちゃったからシャワー浴びよっと!」
「チアガール姿で勉強を応援してあげるね!フレーフレー!」
などなどやりたい放題。
……というか勉強をまったく教えてくれないんですけどこの人!!
破天荒でイタズラ好きな女子大生が俺の部屋で大暴れ。
俺をからかって楽しんでいるだけなんじゃない? 家庭教師って、こういうものなの?
そんなウザカワお姉さんがグイグイくる家庭教師コメディ開幕!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
黒川さんに悪役は似合わない
ハマカズシ おっweee
- 雑誌:
- ガガガ文庫
秩序の為に、マッチポンプで正義をつかめ!
生徒会長候補の黒川さんは、規律によって学校をまとめようとしているのであまり人気がない。
もう一人の候補の白鷺は校則を緩和して自由な校風を唱えるものだから、生徒たちから絶大な人気を誇っている。
規律か自由か。
生徒会長候補2人による校則戦争になぜか巻き込まれたのは俺、倫太郎。
「私のために、悪役(ヒール)になってくれない?」
俺が悪役になって校則を破り、自由が行き過ぎるとどうなるかを分からせよう。それが黒川さんの作戦だった。
は? ちょっと意味分からないんですけど。というか、規律を守るためにマッチポンプするって、それ本末転倒なんじゃ? 明らかに悪いことしてるでしょ!
……でも、黒川さんには何か大切な思いがあるみたいだ。
これまで真面目一筋に生きてきた俺が悪役をやる筋合いなどない。
けど、成功すれば黒川さんがなんでも言うことを聞いてくれるっていうし……。
いや、なにもエロいことなんか考えてないぞ!
俺は黒川さんが困ってたからちょっと協力してやってるだけだからな!
マッチポンプから始まる学園ラブコメ堂々開幕!
黒川さんのため、最高のヒールに俺はなる!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
勇者に期待した僕がバカでした
ハマカズシ Ixy
- 雑誌:
- ガガガ文庫
正直、勇者より魔王軍の方が大変そうだよね。
「一体こいつはどうやって冒険をしようというのか! もう勘弁ならんぞ!」
「落ち着いて。僕たちが根気よく勇者を育てていくしかないんじゃない?」
30年ぶりに現れた勇者を前にして、魔王軍は大混乱。そいつは伝説の武器を前に平然とこん棒を選択するような、ただのバカ。
次々と奇跡的な愚行を繰り返すダメ勇者。
そんな勇者を目の前に、魔王軍は絶望の淵に立っていたのだ。
モンスターは勇者に倒される事で、より優秀なモンスターへと転生する。彼らは勇者を育成し、旅を盛り上げ最後に倒されることを夢見て過ごす。
それが彼らの仕事であり、人間との間に結ばれた秘密裏の決め事なのだ。
――たとえ勇者がどんなにバカであったとしても。
だから、魔王軍だって楽じゃない。
選んだ勇者のバカさ加減を棚にあげ「コレじゃ勇者が育たないよ! 職務怠慢じゃないの?」とクレームをくれる人間サイドのお偉いさん。
天才的なダメっぷりで、どれだけイージーな状況も覆すミラクル勇者。
きわめつけに、新入りモンスターのうっかりミス。
それでも文句は言ってられない。
嗚呼、仕事ってなんだろう……。
第10回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞のファンタジー社畜コメディ!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。