ペイルライダー
江波光則
しばの番茶
ラノベ
クラスに守るものはあるか!?青春破壊小説
転校を繰り返してきた享一は他人と親しく接する事はせず、転入から転出までの期間をひとつの人生と捉えていて、最後は破壊で終わる事で去っていく自分を他人の記憶に残そうとする。鷹音は、自分が加わっていない他人の和が、円満に円滑に幸せに転がっていくのを、ドラマや映画を見ているように横から眺めている。女教師である蒔絵は、生徒に対し取引による統治を試みる。密告と評価の交換、推薦枠を餌にしたその取引はクラスに一見完璧な静穏と緊張を与え、生徒による相互監視の自律という「完璧さ」を目論む。
三者三様それぞれの思惑がクラスに混乱をもたらし…そして!
江波節全開の青春破壊小説
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。