月刊flowers
月刊flowersの作品 256 件
-
雨降り姫と砂漠王子
清原なつの
お姫様気分(王子様気分)で読むか、シニカルに読むか、楽しみ方はその人、その時の気持ち次第で。果たして、お姫様は幸せなのか?幸せはどこにあるのか??
-
イヴの眠り
吉田秋生
ハワイ島——ビッグ・アイランドに住むアリサは、霊力(マナ)を感じ取る不思議な力をもつ一方で龍(ドラゴン)の娘として恐れられていた。そんな彼女のもとにある日、烈(リエ)と名乗る青年がやって来た。彼の警告によれば彼女にとてつもない危機が迫っているというのだが…!? 時代を超え、少女に宿った運命が目を覚ます!!
-
河よりも長くゆるやかに
吉田秋生
基地の街の少年季邦と姉には暗い過去が…。環境にめげず、明るくしたたかに生きる少年たち。現代感覚にあふれる作品。
-
小玉ユキ短編集
小玉ユキ
ベトナムの少女・マンは、夏休み中サイゴン川を渡って、市街地の食堂で働いている。ある日、友達の彼氏が連れてきた大学生・ティエップと知り合い、彼に惹(ひ)かれ始めるが…!?
-
坂道のアポロン
小玉ユキ
恋と友情と音楽。思春期というものは、いつの時代も眩しくて少し苦い。60年代後半、地方の町を舞台に、ナイーブ男子とバンカラが繰り広げる直球青春物語。
-
櫻狩り
渡瀬悠宇
其れは、大正九年。僕が、数えで十七の春だった。僕を殺して呉れないか。時は大正九年。一高入学を目指して志高く上京した田神正崇(たがみまさたか)が奇しくも出逢ったのは、謎めいた美青年、俟爵家の御曹司・斎木蒼磨(さいきそうま)だった。その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる——!! 愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚!!
-
式の前日
穂積
双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。”ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。
-
俎上の鯉は二度跳ねる
水城せとな
[連載]穏やかに愛を育むカップル・恭一とたまき。だが、恭一には男の恋人・今ヶ瀬と暮らした過去があった…。大反響を呼んだ連載「梟」待望の続編!!
モバフラ08年12月20日号〜09年4月20日号に掲載 -
TOMOI
秋里和国
恵まれた容姿と頭脳を持つ青年医師・友井久嗣。彼はゲイとしての自分に目覚め、自覚し、アメリカ、日本、そしてアフガニスタンへと彷徨っていく。
-
読経しちゃうぞ!
絹田村子
神主の息子・恭太郎(きょうたろう)、住職の息子・孝仁(たかひと)、牧師の息子・工(たくみ)の3人は、宗教違えど心はひとつ! 家業と恋との間で苦悩する、若き聖職者たちの知られざる日常とは? 超運命的な出会いを果たした神社仏閣教会トリオの新感覚コメディー
-
人魚姫と半魚人王子
清原なつの
人間に変身してウォーターフロントで働く人魚姫。そんな彼女が出会ったのは、人間に変身してシェフをしている半魚人の男だった。まもなく恋に堕ちた二人は、愛を確かめようと海に入るが…!?
-
眠れる森の美男
秋里和国
男系家族の末っ子として育った友井久嗣は女が大のニガ手。研究医としてN.Yに渡った彼は…!?E男(イイオトコ)たちの不思議な世界。
-
羽衣ミシン
小玉ユキ
さえない大学生・陽一(よういち)は、ある日、橋に引っかかった白鳥を助ける。その夜、見知らぬ女の子が唐突に陽一の部屋を訪れ、女の子と縁のない陽一は仰天! 彼女は、「自分は陽一に助けられた白鳥」などというのだが、そんなことって…!? 透明感と潔さに、心ふるえる青春物語。
-
光の海
小玉ユキ
とある海辺の町、寺の坊主・秀胤(しゅういん)は、住職の孫・光胤(こういん)の言動が何かと気に食わない。明るく奔放で人気があり、住職の血を引く光胤には、かわいい恋人までいる。いい加減なあいつばかりが、なぜ?…悶々(もんもん)とする秀胤だったが!?
-
ピアノドクター
有留杏一 イタバシマサヒロ
奇跡の手を持つ男・手嶋織斗は、ヨーロッパで活躍していた天才調律師。父の死の知らせをきっかけに日本に帰国して、失踪した母親の消息を追いながら、様々な調律依頼を引き受けていきます。思い出のピアノ、孤独なピアノ、見放されたピアノ、etc....。 持ち主の生き方をも反映させた因縁のピアノたちに対峙しながら、織斗は凝り固まった人々の心をも、優しく解きほぐしていきます。彼の紡ぐ、再生のストーリーにご注目ください…!
-
ふわふわポリス
西炯子
凸凹コンビが難事件もきっちり解決!?いつもヒマでこれといって大きな事件も起きない比留ヶ谷駅前交番。そこに勤務する佐倉エリ(28歳)の相棒として何だか頼りない新人・芙蓉子が配置される。甘い物が好きでやたらと記憶するのが好き。男にも興味なし。こんなヤツと組んでどうなると思いきや、意外にも事件を解決してくれたりするからややこしい。寿退社を夢見るエリの未来はどうも明るくなりそうもない?諦めて仕事に精を出すのが正しい警察の姿でしょ。