月下の棋士 30巻

月下の棋士 30巻
全32巻完結 ポイント還元
作者
雑誌
価格
690pt/759円(税込)

初回購入特典 345pt還元

▼第319話/カラ▼第320話/2二同玉▼第321話/直情▼第322話/入玉▼第323話/独立▼第324話/相入玉(あいにゅうぎょく)▼第325話/持将棋▼第326話/判定▼第327話/帰還▼第328話/執念▼第329話/邪念
●主な登場人物/氷室将介(プロ棋士・8段。伝説の棋士・御神三吉の孫)、滝川幸次(プロ棋士・実力名人戦第5代名人。将介のライバル)、佐伯宗光(プロ棋士・8段。かつて将介に敗れた天才少年棋士)、立原(毎毎新聞で将棋を担当する女性記者。将介に好意を持っているが…)
●あらすじ/プレーオフに持ち越された、名人挑戦権をかけての第57期A級順位戦。将介は、佐伯との対戦中、69手目を指し終えたところで特別対局室を出た。ただ一人、部屋に残された佐伯は、盤上に将介の真意を探す。一方、部屋の外で女性記者・立原に会った将介は、「佐伯が2二同玉を指せば、125手目でオレが勝つ。あいつがカラから出れば、200手以上の大勝負になる」と予言する…(第319話)。
●本巻の特徴/追い詰められた佐伯は、遂に「王」を自陣から出した。特別立会人の刈田は、「とうとうカラから飛び出した。決死の覚悟どころじゃない。捨て身じゃ!!」と叫ぶ。デジタル世代が、カミカゼ戦法で狙う捨て身の巻き返し。盤上は、もはや誰の制御も利かない!!
●その他の登場人物/刈田升三(プロ棋士・9段。将棋界の重鎮であり、将介の母親である銀子とは、かつて恋仲だった)

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  • 月下の棋士 1巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/将来の名人なり▼第2話/閃光▼第3話/巌▼第4話/新旧対抗▼第5話/仕掛け▼第6話/途切れた棋譜▼第7話/仇敵▼第8話/鬼手▼第9話/死活▼第10話/詰めろ ●登場人物/氷室将介(伝説の棋士・御神三吉の推薦状をもって現れたプロ棋士を目指す青年)、滝川幸治(プロ棋士・大原巌との対戦に勝利し実力名人制第5代名人に) ●あらすじ/第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸治が熱海で第7局を戦っている時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れる。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは、伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。その推薦状を見たプロ棋士・虎丸は二段の坂東と将介を戦わせる(第1話)。▼次の日、再び将棋会館に現れた将介に虎丸は、プロに最も近いところにいるアマチュア関崎との戦いに勝てば、奨励会の会員にしてやると将介を試す(第2話)。 ●本巻の特徴/本編の主人公、氷室将介と滝川幸治の出会いが描かれている。30年前に村木名人に敗れて以来姿を消した御神三吉の孫、将介と、村木の弟子である滝川が、師匠たちが戦ったときと同じ手で対局を始めているが、4手目で中断してしまう。 ●その他の登場キャラクター/第4代名人・大原巌(第1話)、虎丸(第1話)、伝説の棋士・御神三吉(第1話)、村森聖(第5話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜一「米長邦雄」(平成5年に、7度目の挑戦で名人になった)
  • 月下の棋士 2巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/必至▼第2話/睨み▼第3話/大原と刈田▼第4話/奇襲▼第5話/勝負手▼第6話/交換▼第7話/傷▼第8話/挨拶▼第9話/作意▼第10話/離れ駒▼第11話/長考●登場人物/氷室将介(奨励会に特例で入会。現在初段)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人)●あらすじ/入会以来、連戦連勝を続ける将介。将介は、病気をおしてまで勝負しようとする村森と対戦していた。そこへ、大原巌がやって来るが、将介の無礼な態度に除名をほのめかされる(第1話)。▼名人になった滝川が師匠・村木のもとへ報告へいく。そこで二度と名人の位を大原に渡すなと言われた滝川だが、頭の中では将介のことを考えていた。将介は規定の8連勝をあげ、昇段を喜んでいたが、大原により除名されようとしていることを知る(第2話)。●本巻の特徴/将介の将棋の才能が少しずつ明かになっていき、また、滝川名人との宿命といえる関係が徐々に描かれている。また、将介にとって今後、さまざまな影響を与える鈴本永吉がこの巻で登場している(第7話)。●その他の登場キャラクター/大原巌(第1話)、滝川の師匠・村木武雄(第2話)、刈田升三(第3話)、鈴本永吉(第7話)●その他のデータ/巻末名人録・月下棋士の譜二「大山康晴」(将棋史上最強の棋士と呼ばれる、十五世名人)
  • 月下の棋士 3巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/ノータイム▼第2話/遊び駒▼第3話/三段リーグの一番長い日▼第4話/裸玉▼第5話/壁▼第6話/投げ場▼第7話/祈り▼第8話/神の見えざる手▼第9話/攻防▼第10話/凌ぎ▼第11話/力将棋 ●登場人物/氷室将介(奨励会会員。現在三段)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/三段リーグで連勝中の幸田と対局し、もう指し手がないと諦めかけていた鈴本だったが、自分の力を信じろと将介にいわれ、勝つ方法を見い出した。しかし、自分一人の力ではないからと自ら負けを宣言してしまう(第1話)。▼リーグ戦開始から16試合が終了し、全勝は将介、幸田、次いで1敗の鈴本が最終戦までもつれこんでの三つ巴の様相を呈してきた。しかし、将棋がつまらないと思い始めていた将介に鈴本の師匠・刈田は、鈴本が今、いかに将棋を楽しんで指しているか、将棋に惚れてるかを話す。そして、最後に将介が鈴本に負けると言い放つのだった(第2話)。 ●本巻の特徴/今回の三段リーグ戦で昇段できなければ規定により奨励会から脱会、プロへの道も閉ざされてしまう鈴本の気迫がすごい。500手以上におよぶ、長帳場を凌ぎを削って戦うふたりの姿に、鈴本の妻の祈りや出産、滝川の行動などがからめられて一気に描かれている。 ●その他の登場キャラクター/鈴本永吉(第1話)、幸田(第1話)、鈴本の師匠・刈田升三(第2話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜三「升田幸三」(将棋史上の大ヒーロー、昭和32年に名人位に就いた)
  • 月下の棋士 4巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/成れの果て▼第2話/不成▼第3話/月影の熱譜▼第4話/終局▼第5話/駒組み▼第6話/棋勢傾く▼第7話/香▼第8話/名人位▼第9話/棋運▼第10話/後継者▼第11話/王の残骸 ●登場人物/氷室将介(奨励会会員。現在三段)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/将介と鈴本の戦いはまさに死闘と呼べるものだった。将介は鈴本のなかに将棋の神が宿っているといい、鈴本は盤上に居るといった。鈴本が最後の一手を指したまま、将棋盤に覆い被さるように倒れてしまう(第1話)。▼救急車で運ばれる途中、意識を取り戻した鈴本。刈田は最後の一局に勝てば自力で昇段できる鈴本のため、救急車を将棋会館へ引き帰らせる。しかし、鈴本は対局室へ入ることができない…(第2話)。 ●本巻の特徴/鈴本はプロになることを諦め、将棋会を牛耳っていた大原が倒れ、全プロ棋士がトーナメント形式で戦う王竜戦の構想が登場する。また、御神三吉と村木武雄の最後の戦いが語られる(第8話)。 ●その他の登場キャラクター/鈴本永吉(第1話)、刈田升三(第1話)、大原巌(第1話)、御神三吉(第8話)、村木武雄(第8話) ●その他のデータ/月下棋人の譜四「羽生善治」(7冠を達成した、現在の名人)
  • 月下の棋士 5巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/歩▼第2話/死力▼第3話/岐れ▼第4話/変化▼第5話/座▼第6話/星▼第7話/血戒▼第8話/急所▼第9話/咎める▼第10話/鬼殺し▼第11話/使者 ●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/正気をなくした村木の家を後にした将介は、村木の弟子・滝川幸次を倒す決意を新たにする。そのころ、名人への挑戦権を賭けた大原と刈田の最終戦が始まろうとしていた。病身をおして歩いて会場へ向かう大原、普段はやらないゲン担ぎをする刈田。はたして勝者は…(第1話)。▼将介がプロ棋士としてアマチュアの将棋を指導しているころ、滝川は村木に大原と刈田のどちらが挑戦者となるかと問われていた。滝川は大原がすでに名人戦へ向けて動きだしていることから、大原が勝利すると答えた。滝川の予想どおり、刈田は49手という短い展開で負けてしまった(第2話)。 ●本巻の特徴/滝川と名人戦を戦う相手が大原巌に決定。また、将介のプロ初戦の相手となる武者小路は、自分の行動をすべてコンピュータの占いで決める、変わり者の棋士だ。その武者小路が、滝川と大原の最終戦場に将介が行くと、大原に死が訪れると予言。そこへ将介へ大原から呼び出しがかかる。 ●その他の登場キャラクター/大原巌(第1話)、将介のプロ初戦相手・武者小路和清(第3話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜五「谷川浩司」(21歳という史上最年少で名人になった)
  • 月下の棋士 6巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/舞い駒▼第2話/投げぬ者▼第3話/死守▼第4話/負傷▼第5話/遠打ち▼第6話/血判▼第7話/危篤▼第8話/革命▼第9話/王竜戦▼第10話/宣戦▼第11話/持ち駒 ●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/大原の策略で名人戦に立ち会うことになった将介。その存在が気になる滝川に、大原は勝利を確信する。ところが、残り一手で勝利できるという時に、大原の容態が悪化、その一手が指せないでいた(第1話)。▼最後の力を振り絞って目指す場所に駒を置こうとする大原。そこへ、滝川の希望によって開けられた窓から吹いた突風で盤上の駒は飛ばされてしまう。目が見えなくなりながらも最後の一手を指した大原だが、そのまま意識を失ってしまう(第2話)。 ●本巻の特徴/武者小路との対局後、大原の意識を回復させた将介。その大原によって王竜戦が開催されることが決定された。エアーマスクをつけ、酸素ボンベを引っ張って戦う大原の気迫に圧倒される。 ●その他の登場キャラクター/大原巌(第1話)、武者小路和清(第3話)、刈田升三(第10話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜六「中原誠」(現役のプロ棋士、昭和47年に名人になり、名人位通算15期は大山康晴の18期に次ぐ記録)
  • 月下の棋士 7巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/月明▼第2話/夜更けの天王山▼第3話/銀将▼第4話/夜明けの投了図▼第5話/収束▼第6話/夢想▼第7話/激励▼第8話/微笑▼第9話/盤外戦▼第10話/呼吸▼第11話/棋神 ●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/王竜戦・準決勝。待ち続ける刈田のもとにようやく将介が現われ、月明かりのもとふたりの戦いが始まった。刈田が将棋界のスターだった全盛期の頃の気迫で第7手を指したとたん、将棋会館全体が停電になる(第1話)。▼停電のため暗闇になったにも関わらず、月明かりがあるからと対局続行を決めたふたり。刈田は13年間やめていた煙草を買いに走らせる。将棋会館の暗闇からは刈田の気迫が青白い閃光となって放たれていた(第2話)。 ●本巻の特徴/竜王戦での将介と刈田、大原の対局が描かれる。酸素ボンベの残量を気にしながら戦う大原の心理作戦に対しても、将棋の楽しみを見い出してしまう将介。この戦いに勝ったものが滝川と対戦できるとあって、譲れないという気迫がふたりを包んでいる。 ●その他の登場キャラクター/刈田升三(第1話)、大原巌(第3話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜七「村山聖」(羽生名人をして「苦手のひとりです」といわしめた現役のプロ棋士)
  • 月下の棋士 8巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/幻の傑作▼第2話/穴熊▼第3話/悪手▼第4話/生還▼第5話/入魂▼第6話/絶命▼第7話/哀悼▼第8話/手相▼第9話/封じ手▼第10話/仮面棋士▼第11話/真剣 ●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/自分の戦法を将介に見破られた大原だが、それでも次ぎの手を指すべく右手を駒へ進めた。大原は震えだした右手を左手でつかんだが、そこに脈を感じることができなかった。そこへ、大原の孫が現われる。生きたいと強く願った大原は、戦法を変え、将棋を指し続けることを選んだ(第1話)。▼突然、おだやかな表情で将棋を楽しみだした大原の豹変ぶりに周囲はうろたえる。一方、将介は祖父御神三吉の得意戦法で大原に挑むが、そのとき大原の目から盤上の駒が消えた(第2話)。 ●本巻の特徴/大原との死闘を終え、待ちに待った滝川との対局が、突然中止になり、将介が記者会見場で大暴れする。一方、将介と対局したいがために、おかめの面をかぶって将棋会館に乗り込む滝川が描かれている。また、御神三吉の唯一の弟子、丸亀が登場している(第11話)。 ●その他の登場キャラクター/大原巌(第1話)、丸亀(第11話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜八「坂田三吉」(三吉伝説までも作られたが、名人になることなくこの世を去った将棋の大天才)、穴熊(御神三吉が得意とした守りの戦法/第2話)
  • 月下の棋士 9巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/紲▼第2話/面白い将棋▼第3話/くすぶり▼第4話/決戦前夜▼第5話/9四歩▼第6話/名人降臨▼第7話/立会人▼第8話/嘘手▼第9話/剥がされた仮面▼第10話/涙▼第11話/因縁 ●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/将介は“伝説の真剣師”と呼ばれる丸亀を訪ねた。目の前に現われた将介がかつての師匠・御神三吉の孫であることに気づいた丸亀は、将介に御神三吉の思い出を語って聞かせる。そのころ滝川は、将介との対局実現のため動きだすのだった(第1話)。▼丸亀に、負ける側の人間たちのところにいてはいけない、もと居た場所に戻らなければと言われる将介。一方、滝川は毎毎新聞の記者で将介の封じ手を預かっている立原真由美に、自分の勝ちと、将介の負けを宣言する(第2話)。 ●本巻の特徴/様々な障害を乗り越えようやく始まった将介と滝川の直接対局が描かれる。5年後の君を抹殺に来たという滝川に将介は始めての武者震いを経験する。将介は御神を継ぐのではなく、超えると宣言。一方、滝川の師匠・村木武雄は御神三吉の亡霊に負けるのを恐れ、自ら命を断つ(第11話)。 ●その他の登場キャラクター/丸亀(第1話)、刈田升三(第7話)、大原の亡霊(第11話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜九「先崎学」(現在六段。破天荒な無頼派で人気の高い現役プロ棋士。林葉直子と同門)
  • 月下の棋士 10巻

    価格:690pt/759円(税込)

    ▼第1話/冷光▼第2話/愉悦▼第3話/比肩▼第4話/底知れぬ読み▼第5話/逆王手▼第6話/生命線▼第7話/名人の執念▼第8話/錯乱▼第9話/ずれ▼第10話/幻の金将▼第11話/囚われの王将 ●登場人物/氷室将介(プロ棋士・新四段)、滝川幸次(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/秋葉原将棋倶楽部で始まった将介と滝川の対局は、誰の目からも将介の優勢が明らかだった。だが、滝川は不思議な余裕を見せ、持ち時間を利用して、パチンコ屋へ。そんな中、滝川の師匠・村木武雄の自殺の知らせがはいるが、滝川は対局を続ける。そして、戻ってきた滝川が指した手は…(第1話)。▼たった2手で形勢を逆転した滝川。立会人の刈田はいままでこれほど楽しそうに将棋を指す滝川を見たことがなかった(第2話)。 ●本巻の特徴/第10巻では、本格的に始まった将介と滝川の対局は、幼いころからの宿命であったこと、最も神に近い名人は決して負けないという滝川の、人知を越えた恐ろしさが描かれている。 ●その他の登場キャラクター/刈田升三(第1話)、丸亀(第1話)、大原の亡霊(第1話)、毎毎新聞記者立原真由美(第1話)、御神三吉(第3話)、鈴本永吉(第9話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜10「伊藤宗看・看寿」(難解な詰め将棋の作品を次々と生み出した江戸時代、将棋家元伊藤家の兄弟。弟・看寿は、古今の最高傑作といわれる作品を制作した)

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