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味いちもんめ 21巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/葛切(くずきり)▼第2話/みょうが▼第3話/鰻(うなぎ)▼第4話/かんぱち▼第5話/幕の内▼第6話/芋茎(ずいき)▼第7話/天プラ▼第8話/赤トンボ▼第9話/折り詰め●登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」煮方)、熊野(「熊野」の調理責任者の花板。通称・親父さん)、ボンさん(坊さんから料理人に転職した遊び人。油場を任される)、谷沢誠(「藤村」の立板。しっかりしているが無口)、黒田(クロ。「藤村」の焼方)、渡辺(ナベ。「藤村」の追い回し。元・激安ショップ店員)●あらすじ/「藤村」の常連である“社長”は、今日のデザートが葛切と聞いて「実は…」と話し始めた。ある日、“社長”は、さる女性社長と、お茶を飲んで話すうちに、その言葉遣い、立ち居振る舞い、奥ゆかしさにすっかり魅了されてしまったと語る。その時のお茶受けに出されていたのが葛切だったという。この優雅な女性に対して、家の茶の間に寝そべって大判焼きを食べていた女房のガサツさを見て、腹が立ってケンカしてしまってから、まるで「葛切」と「大判焼き」の2つの食べ物が対照的であるように、あの女性と女房が対照的な存在に見えてしまう。そして、時には女房が疎ましくなることがあると“社長”は嘆くが……(第1話)。●本巻の特徴/熊野がいない「藤村」に、熊野の古くからの知り合いという予約客が来る。その客から、調理の仕方は任せるからと言われて、食材を渡された伊橋達は、谷沢を中心にして全力で料理に取り組む(第6話「芋茎」)。ボンさんの天プラの評判がいい。京都から来ている、食通の宗重さんも「味に深みがある」と高く評価する。年齢的にも近いこの二人。顔を会わせてみると、互いに以前どこかで会ったような気がすると言い出す……(第7話「天プラ」)他を収録。●その他の登場キャラクター/エミ(熊野の嫁に行った一人娘)(第1話)、円鶴師匠(「藤村」の常連)(第1話)、社長(「藤村」の常連)(第1話)、山本千里(リクルート女)(第4話)、小つる(円鶴師匠の弟子の女性落語家)(第4話)、宗重さん(伊橋が世話になった、京都の大金持ち)(第6話)●その他のデータ/厚焼き(第9話)