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味いちもんめ 10巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/猫と蟹▼第2話/牡蠣(かき)雑炊▼第3話/年の瀬▼第4話/初荷▼第5話/山は白銀▼第6話/塩▼第7話/学校給食▼第8話/女将▼第9話/たらの芽▼第10話/花見酒▼第11話/初鰹●登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」の焼方。お調子者だが根性はある)、熊野(「熊野」の調理責任者の花板。通称・親父さん)、坂巻(「藤村」立板[にばん]。ニヒルだが、腕の立つ板前)、ボンさん(坊さんから料理人に転職した遊び人。油場を任される)、谷沢誠(「藤村」の煮方。しっかりしているが無口)、長友(「藤村」の追い回し)●あらすじ/今年も蟹の美味しい季節となり、「藤村」の板場にも日本各地で獲れた立派な蟹が届けられた。伊橋達が下拵えで忙しく働くなか、その中の蟹が一匹がなくなった。板場を見渡してみると、いつの間にかに入ってきた野良猫がくわえているではないか! すぐに猫を追い払ったが、その後も「藤村」の被害は続いた。そこで、伊橋はその“独眼龍”と呼ばれるタチの悪い猫を退治しようとするのだが……(第1話)●本巻の特徴/「藤村」の休憩室で、ある写真週刊誌に掲載されていたスクープ写真を見て、伊橋はなぜか満足した表情を浮かべていた。その写真を撮ったカメラマンの柳沢というのは、伊橋の高校時代の友人だった。クラスで大学に進まなかったのは伊橋とこの柳沢だけだったので、その活躍が伊橋には励みにもなっていたのだが……(第4話「初荷」)。▼「藤村」の常連がカウンターで、若者の味覚オンチを嘆いていた。それを聞いた、伊橋が「画一的な味の給食が最大の原因」と自説を力説し出し、果ては“給食撤廃”を唱える。すると、突然一人の女性客が泣き出した。彼女は、栄養士として小学校で給食を作っているのだった……(第7話「学校給食」)他を収録。●その他の登場キャラクター/柳沢真(いあ橋の高校時代の友達で、現在フリーのカメラマン)(第4話)、孝夫(コック志望の青年)(第5話)、相田安子(小学校の栄養士)(第7話)●その他のデータ/土佐作り(表紙カバー、表紙)、筍の木の芽焼き(第8話)