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味いちもんめ 2巻
- 作者
- 雑誌
- 価格
- 690pt/759円(税込)
▼第1話/茶わんむし▼第2話/花菜漬(はななづけ)▼第3話/朴葉(ほうば)ミソ▼第4話/辛子(からし)と小茄子(こなす)▼第5話/若竹煮▼第6話/いもぼう▼第7話/祝い膳▼第8話/ちぢみ蛸(だこ)▼第9話/柳刃包丁▼第10話/芋明月(いもめいげつ)●登場人物/伊橋悟(料亭「藤村」の追い回し。料理学校を首席で卒業したのが自慢)、熊野(「熊野」の調理責任者の花板。通称・親父さん)、坂巻(「藤村」立板[にばん]。ニヒルだが、腕の立つ板前)、ボンさん(坊さんから料理人に転職した遊び人。油場を任される)、谷沢誠(伊橋と同い年だが、「藤村」では3年先輩の料理人。しっかりしているが無口)、栗原(「藤村」の料理人)●あらすじ/熊野は、腫瘍ができて入院した妻・静子が心配でならない。熊野には、もう一つの心配事があった。それは、現在一浪して受験勉強に励んでいる娘・恵美のことだった。妻の入院準備をしていたある夜、恵美の頼みで熊野が久し振りに茶わんむしを作る。父が作る茶わんむしは、恵美にとって風邪で寝込んだ小学生の時以来、十数年振りに味わう温かな“父の味”であった。ある日、谷沢から茶わんむしの作り方のコツを聞かれた熊野は「蒸す者の気持ちが乱れると きめ細かには固まらん」と自分に言い聞かせるように語り、自ら作るのだった……(第1話)●本巻の特徴/料亭「藤村」が改築することになる。その間、伊橋と谷沢は料理修業も兼ね、熊野の弟分・富田が営む料亭「花家」の助人として京都に行く。その京都には、「昔遊んだ懐かしい街」だと、なぜかボンさんが待っていた……京都編(3話)も収録。●その他の登場キャラクター/熊野静子(熊野の妻)(第1話)、熊野恵美(熊野の娘)(第1話)、川島(「藤村」の料理人)(第2話)、富田(京都で料亭「花家」を営む、熊野の弟分の料理人)(第3話)、奥出(京都の料亭「花家」の立板)(第4話)、寒川(京都の料亭「花家」の煮方)(第4話)、竹村清(京都の料亭「花家」の追い回し)(第4話)、井田ゆう(京都の筍堀の名人)(第5話)、ひな子(ボンさんの京都放蕩時代に贔屓にしていた舞妓)(第6話)、吉武(熊野の師匠。京都の名料亭「吉川」主人)(第6話)、沢井(沢井電機社長。「藤村」の常連)(第10話)●その他のデータ/里芋、小茄子(表紙写真)、鰹節、鰹節削り(扉写真)、茶わんむし(第1話)、菜の花(第2話